iPhone5以降にはマイクが3箇所搭載されていることをご存じですか?
- 通話中、自分の声が相手に届いてない。
- 動画撮影した音が小さい、入ってない。
それぞれのトラブルでマイクが故障している箇所が違います。
この記事では3箇所あるマイクのどこが故障しているか、「とりあえず自分で調べないと気になる!」という方に特定のする方法を説明していきます。
マイクはフロントスピーカー部、底部と背面カメラ付近の3箇所
それぞれのマイク(3箇所)が内蔵されている場所を説明します。
- フロントマイク・・・画面上部にあるスピーカーの所にマイクが内蔵されています。通話をする時に耳が当たる所です。主にSiriやインカメラでの動画撮影の際、音声を拾います。
- 底部のマイク・・・iPhoneの底部に内蔵されています。主に通話時に音声を拾います。
- 背面のマイク・・・iPhoneの背面カメラ付近に内蔵されています。主に背面のカメラで撮影する時に音を拾います。
3箇所のマイクがどの様に機能しているか分かって頂けたと思います。
マイクの不具合が起きたら先ずは再起動してみる
通話の時相手に自分の声が届かなかったり、動画の音声が入ってないなど何らかのマイクの不具合が考えられる場合、とりあえず再起動してみましょう。
もしかしたらそれで改善されるかも知れません。
機種ごとのiPhone再起動方法はこちらに書いてありますので宜しければご覧ください。
iPhone歴8年の私ですが、たまに再起動と強制終了のやり方をド忘れしてしまいます。iPhone7/8/X(Xs)と微妙にやり方が違うので、iPhone7/8/X(Xs)の再起動方法iPhone7/8/X(Xs)の強制終了方[…]
これで改善しなければ、次の方法を試みます。
ボイスメモや動画撮影でマイクの不具合箇所を特定する
再起動で改善されなければ、マイクテストをしてみましょう。
2パターンの不具合が発生した時の確認方法を説明します。
通話時、相手に自分の声が届かない
この様な不具合の時は、iPhoneに最初からインストールされているボイスメモを使ってテストしてみましょう。
ボイスメモのアプリを起動し、底部のマイクに向かって声を出して録音して再生してみましょう。
自分の声が聞こえなかったり、雑音がするなどおかしかったら底部のマイクに問題がある可能性があります。
ちなみに私の実体験、iPhone8Plusがこの症状でした。
下記の画像が実際のものです。
赤い棒線・・・録音してもほぼ無音。底部のマイクが故障していました・・・。
動画撮影したのに再生したら音がおかしい
この場合はフロントマイク、背面のマイクのどちらかの故障の可能性があります。
確認方法は動画アプリで行います。
この時、インカメラを使って撮影する場合と背面カメラで撮影する場合の2パターンで試します。
インカメラで撮影した動画を再生して音声がおかしければ、フロントマイクの故障の可能性が。
背面カメラで撮影した動画の音声がおかしければ、背面のカメラの故障の可能性があります。
マイクの不具合箇所が究明できたら修理へ
どちらにせよマイクの故障は修理しかないので、Appleサポートや最寄りのApple正規サービスプロバイダに問い合わせましょう。
修理に出す時はバックアップを忘れずに!
以上!!